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平成20年第3回定例会(第3日) 本文 開催日:2008-09-19

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  1. 長生村議会 2008-09-19
    平成20年第3回定例会(第3日) 本文 開催日:2008-09-19


    取得元: 長生村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-29
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1 ◯議長中村秀美君】 皆さん、こんにちは。御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。      ───────────────────────────── 2 ◯議長中村秀美君】 日程第1、議案第1号 長生村安全で安心なまちづくり条例制定についてから、日程第7、議案第7号 工事請負契約の締結について、質疑、討論、採決を順次行います。  議案第1号 長生村安全で安心なまちづくり条例制定について、質疑を行います。11番小高君。 3 ◯11番【小高陽一君】 2、3お聞きしたいことがあるので、御質問いたします。  まず、この条例制定、非常にすぐにも必要な条例であって大変喜ばしいことと思います。本案に賛成するものですが、若干わからない点があるので教えてほしいと思います。  まず、この条例制定で安全で安心なまちづくりを行うためには、私は基本的にやはり自治会に依存する部分がかなり多いんじゃないかと。きのうまでのいろんな質問の中で、本村の自治会加入率が5割を切るような数字をお聞きしておりましたが、正確にはどのくらいなのかもしわかれば、八積、高根、一松地区ごとにお教え願えればと思います。  そして、第4条の中で(1)として、防犯意識の高揚のための啓発活動、情報の提供及び知識の普及とありますが、現実的にどういうことを行うのか。(2)で、安全な地域社会を形成するための環境整備とありますが、どういう整備を行うのか。(3)で、防犯活動その他生活安全に関する活動を自主的に行う団体の育成とありますが、どういう団体を指すのか。  もう1点は、第8条で、これらの自主的な防犯活動を実施する団体に対し必要な支援を行うことができるとありますが、必要な支援とはどういうことを指すのか。この3点についてお願いします。 4 ◯議長中村秀美君】 11番小高君の御質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 5 ◯総務課長中村時美君】 まず、第1点目の自治会加入率の件ですが、全体的に申し上げます。およそ57%であります。それと、第2の中の4条関係防犯意識の高揚のため、これはどういうようなものを行うかというようなことだったと思いますが、御存じのように役場で今2台の青パトというか、そういうものも持っております。これは、寄付してもらったものですけれども、現には今、学校にそれを置いてあって、学校の生徒の行き帰り等に教員の方々がパトロールをしております。もちろん、そういう行為も1つの啓蒙、啓発に当たると思います。あとは、かなり広くこれがありますけれども、例えばパンフレットを配って呼びかけたり、そういうもろもろのものが入ります。  次に、環境整備はどういうものかということでありますが、一番早い話は、道路整備もやはり入ります。交通安全関係道路整備、こういったものも入りますし、駐車場整備も、どっちかというとこういう環境の中に入っております。  4点目のどういう団体を指すかということでありますが、これは現に今、小学生の登下校時に自主的な団体高根地区がかなり活発にやっていただいておりますけれども、ああいうような自主的な団体ももちろん入りますし、小高議員御指摘の自治会、これももちろん入ります。ですから、この他には、今、長生村の中では更正保護女性会、こういうものもそういうものをやっていただいてるし、全ての団体というか、これはかなり広くなります。  次に、必要な支援はどのような支援があるかということですけれども、これは極端な言い方をすれば、財政が伴う、お金が伴うものももちろんありますけれども、役場としてはやはり、自治会長さんを通じていろいろな宣伝をしたり、あるいは、これはどうかまだわかりませんけれども、物によっては県の助成が受けられるものもあります。例えば、夜光を塗ったチョッキみたいなのとか、そういうものもあります。ですから、いずれにしてもこういうような条例を制定した中で、県のそういう支援、助成も受けることができますので、まずは条例制定ということであります。  以上であります。 6 ◯議長中村秀美君】 11番小高君。 7 ◯11番【小高陽一君】 よくわかりました。ややもすると条例制定が先走って、それを実施する団体がついていかないということも考えられますので、最近、自治会自主防災組織をつくろうという動きも見られますが、私がわざわざ聞いたように、自治会加入率がだんだん低下しているという中で、組織ぐるみでいろんな連絡系統をつくることはまちづくりに必ず不可欠なものだと思いますので、加入率をまず上げること。それぞれ私ども議員も責任の1つもあろうかと思いますけれども、やはり地元に帰ってしっかりと組織づくりを行っていくことが必要だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 8 ◯議長中村秀美君】 9番田島君。
    9 ◯9番【田島弘雄君】 小高議員が基本的な質疑をされたので、私の方からは2点ばかりしたいと思っています。  6条の事業者はということがあるんですけれども、1つ産業者、個人か会社組織だと思いますけれども、産業廃棄物の乱雑さが村の中で目立っているわけですけれども、そういったことも含まれるのか。それから、同じように休耕田荒れ地、雑草が背の高さ以上に生えているような状況、そういったことも環境の中に入るのか。それは入るとすればどういう指導をしていくのかということをちょっとお尋ねしたいなと。  もう1点は、第8条の、今、小高議員からちょっと触れていますけれども、その支援ができる、今、支援をしようとしている団体があるならば、それは幾つあるのか。その支援をする内容、チョッキとかいろいろ言われましたけれども、基本的な村としての統一性があるのかないのか。その一つ一つ団体の取り扱いを別々にしていくのか。村としての、一本としての掌握ができるのか。その中で動くのか。その辺をちょっとお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 10 ◯議長中村秀美君】 9番田島君の御質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 11 ◯総務課長中村時美君】 まず、1点目の産業廃棄物も含まれるかというような御指摘でありますが、御存じのように、産業廃棄物、そういうものについては、当然その排出者が処理するのが基本的なことであります。したがいまして、そういう廃棄物が例えば道路上に散乱しているとか、そういうものであれば入らないとは言えないです。やはりその原因者に片づけてもらうのが本来ですけれども、場合によっては、それは前もってやらなければいけないということもあるかもわかりません。  そして、休耕田の件ですけれども、これもしかり、休耕田の管理というのはやはり個人がやるべきものでありますので、この休耕田についてまちづくり条例でというのは、ちょっと今のところは私どもの方では考えておりません。  支援をしているような団体はどのようなものがあって、一本化なるかということですけれども、この中では支援団体を一本化しようということはありません。まして、一本にしなくて、それぞれ自主的にこの活動をしてもらうというようなことがポイントでありまして、これを一本にして役場から、例えば右に倣えというような、そういうものは考えておりません。  以上であります。 12 ◯議長中村秀美君】 9番田島君。 13 ◯9番【田島弘雄君】 質問にちょっと抜けたのでさせていただきますけれども。  支援を行おうとしている団体を今どのぐらいつかんでいるかということなんですけれども、つかんでいなければそれで結構でございますけれども、村がこういう条例をこしらえようというには、まず下調べをしたのかしないのか。ただつくってから、小高議員も言われていましたけれども、まず先行させておいて、くっついてくる団体がどのくらいあるだろうというような安易なつもりで条例をこしらえるのかなという見方もできてしまいますので、村で掌握している支援していただけるなという団体はどのくらいあるのかだけお願いいたします。  それから、産廃と荒れ地。私は事業主として同じ扱いだなということで出したわけですけれども、まず荒れ地に対する規定、それから草を取る条例、ありますよね。そういったことも、条例だけで罰則がないために放置されている。村を全体的に明るい、きれいな、また安心で安全な町をこしらえる、基本的には町がそういったことにも注意しているんだ、また、実行されているんだということがまず先じゃないかなと。その上に立ってこういう条例があって、条例が行き届いているなというような感じをとられるものですので、その辺でちょっと見解を教えていただきたいと思います。  以上です。 14 ◯議長中村秀美君】 9番田島君の御質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 15 ◯総務課長中村時美君】 支援をする団体がどのくらいの数あるんだというようなことであります。全体的に把握しておりません。  それと、もう1点が、ちょっと田島議員さん、確認したいんですが。 16 ◯議長中村秀美君】 9番田島君。 17 ◯9番【田島弘雄君】 別に難しい問題じゃなくて、こういう条例をこしらえる、ここにも第5条に、基本理念に基づきみずからの生活を安全に営む環境の確保とあるわけです。だから、その上に立ってこういう条文を設けるならば、そういったことも私は入ってくるなと。それならば、今、村で行われる草取り条例だとかいろいろ条例はあっても、そこに何ら村としての意思が行っていないということで放置されたままになっている。その辺をもう少しということで、その見解をお聞きしたかったんです。わかりますか。 18 ◯議長中村秀美君】 総務課長。 19 ◯総務課長中村時美君】 今、罰則規定等は確かに草刈り条例等はありません。ですけれども、やはりその条例に基づいて、個人の所有地であれば、役場の方では今、積極的に文書で使用者に管理をお願いしたいと。要するに草を刈ってもらいたいというようなことで、かなりの件数は、文書を出す中でやはり所有者が管理してくれているというように私の方は今思っております。  以上であります。 20 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。9番田島さんの御質問は、名があって、中身のない条例が多い、それについて執行部としてはどのように考えているのかという御質問であったかと思うんですけれども。草刈り条例は一例であって、今回のこの条例制定に当たって執行部の考え方を問われたものかと思うんですが、そういうことでよろしいですか。 21 ◯9番【田島弘雄君】 はい、そうです。しゃべり方もおかしくてごめんなさい。 22 ◯議長中村秀美君】 総務課長。 23 ◯総務課長中村時美君】 この安全で安心なまちづくり条例は、冒頭に、議案提案のときに申し上げましたように、これはどっちかというと、県と村と、そういうところの連携をとるための条例制定でありまして、実はこの条例制定について茂原警察の方からも、長生村も早くこの条例を制定してもらいたいというようなことも入っておりまして、要は県の事業をやる中でも、こういう条例の中で県と村で総合的な連携をとってやるというようなことでありますので、村でもなるべく早くこれを制定したいと、そういうことで今回提案させていただきました。  以上であります。 24 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  他にございますか。3番片岡君。 25 ◯3番【片岡啓治君】 ただいまの質問あるいは答弁、この内容をずっとお聞きしていますと、まだ村としてはほとんど具体的なものは決まっていないと。県との関連性、そういったものの条例文をとりあえずつくろうと。恐らくそういうことが懸念されたので、小高議員並びに田島議員の方が例を出してそういった質問をしたのではないかと思います。ということは、第8条にありますように、村長はこの条例の目的を達成するため、自主的な防犯活動を実施する団体に対し、必要な支援を行うことができるとあります。自主的な防犯活動とあります。ということは、ある程度多岐多様にはよろうかと思いますけれども、それなりに必要なものというのは、ちょっと皆さんで集まってある程度列記できると思うし、思いつくと思うんです。例えば、これからまだ事業所が確認をしてないということなんですけれども、事業所にお話しに恐らく行くと思います。そのときに、こういった支援は今現在考えておりますとか、ちょっと老婆心かもしれませんが、そういったものも早目につくって、事業所の方に出向いていただきたいと。このように要望になろうかと思いますが、私もどうも聞いていて、仏つくって魂入れずみたいな関係に聞こえました。はっきり言って申しわけないんですが。ただ、県との関連性を考えて、早目に私からもつくってほしいと、こういうふうなことがあるのでとりあえずつくりましたというふうに聞こえてなりません。ですから、これをつくることは非常に結構です。賛成でございますけれども、一日も早く要望として、この必要な支援の考えられるべき項目、それから第9条、この条例の施行に関し必要な事項は村長が別に定めるとあります。村長の幅広い心で、この他になかったことも踏まえるような例文として定めていただければ、受け答える事業所の方も非常に受けやすいのではないかと思います。  なぜこんな話をするかといいますと、本村の民生委員の方がいます。その方は小学校の送り迎え、これを自費で、多いときは週に3日、4日やっている方もいらっしゃいます。民生委員ですからボランティアでやるのは当り前だろうというふうに思うかもしれませんが、1人や2人じゃないそうです。多いときは1日に10人前後。これを危ないということで自分の車で送られる方もいらっしゃいます。これも個人ですけれども、一応民生委員という形であるがゆえにと言ったら変ですけれども、そういった自分の気持ちでやってくれている方もいらっしゃいます。そういった方もいらっしゃることをちょっと皆さんにお話しさせていただいて、この防犯活動実施のために必要な支援、こういったものを早目にまとめていただいて、各事業所あるいは団体の方に早目に連絡に行けるようにお願いをしたいという要望で終わらせたいと思います。質問はありません。  以上でございます。よろしくお願いします。 26 ◯議長中村秀美君】 他に質疑はございますか。1番酒井君。 27 ◯1番【酒井洋樹君】 1点だけ質問させてください。  第8条につきまして、先ほど担当課長の方から答弁がありました。必要な支援を行うことができる。必要な支援とは何かということで具体的なお話が出ましたが、この条文の一番最後のところに、この条例は平成20年10月1日から施行するとあります。そうしますと、もう来月からこの条例が施行されるわけですが、施行された場合に、先ほど答弁にありました必要な支援、これを求められた場合、何らかの予算措置をしなければいけないと思うんですが、施行後どの程度の費用が必要であるか。これはもう既に執行部の方で予算、ある程度見込みがついているものでしょうか。それとも全くまだついていないのか。その辺の答弁をお願いします。 28 ◯議長中村秀美君】 1番酒井君の御質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 29 ◯総務課長中村時美君】 予算措置はどのようなことであるかということでありますが、現在の中では現パトロール等燃料代、こういうものは今、役場の方では入れております。そしてチラシ等についても、今年度については、何回だと言われるとなんですけれども、若干のものはとって、皆さんのところにも配布した経緯もあります。これは冒頭に提案したときに申し上げたんですけれども、どっちかというとこれはハードな事業じゃなくてソフトな事業を行うためのこういう制度でありますので、金額的には、これからについても大きい金額というのは考えておりません。あくまでもソフトな事業を住民の皆さんに、意識の高揚のために広めたいというようなことで考えております。  以上であります。 30 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  他にございますか。2番山口君。 31 ◯2番【山口裕之君】 今の関係なんですけれど、1つだけ質問させてください。  これから村も自主防災組織の確立に向けての新しい仕掛けもあるかと思います。そういったところでの自主防災組織を立ち上げた団体だとか、そういったところもそれは対象になると理解してよろしいですか。その1点だけちょっと質問させてください。 32 ◯議長中村秀美君】 2番山口君の御質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 33 ◯総務課長中村時美君】 広い意味で申し上げますと、先ほど申し上げましたように、数え切れないほどの団体がこういったものには入ると思います。ですから、御指摘の自主防災組織も当然そういう広い意味の中ではこれの中に入ります。入るというのが適切な言葉かどうかわかりませんけれども、そういう安全で安心なまちづくりの中の1つ団体というふうにとらえることはできると思います。  以上であります。 34 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  他にございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 35 ◯議長中村秀美君】 なければ、以上で質疑を終了いたします。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 36 ◯議長中村秀美君】 討論なしと認めます。  採決をします。  議案第1号 長生村安全で安心なまちづくり条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 37 ◯議長中村秀美君】 挙手全員。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 38 ◯議長中村秀美君】 議案第2号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例制定について、質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 39 ◯議長中村秀美君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯議長中村秀美君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第2号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 41 ◯議長中村秀美君】 挙手全員。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 42 ◯議長中村秀美君】 議案第3号 長生村認可地縁団体印鑑条例及び長生村墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑を行います。4番緑川君。 43 ◯4番【緑川千里君】 長生村墓地等の経営の許可等に関する条例の一部改正についてお尋ねいたします。  これは法に基づいて、民法上の規定から設立された法人、一般社団法人または一般財団法人に改めるということのようですが、よくわからないんですけれども、これは規制緩和か何かで経営の許可の基準が緩やかになったものなのか。私どもの方とすれば、皆さん御承知のとおり、城之内の方に宗教法人幸福の科学、こちらの方がかなり大きな土地を取得されたもので、こういう方々の墓地等の経営に関する許可条件が緩和されて、彼らに対する特典を与えるようなことになりはしないかという危惧を感じるものですからちょっと質問させていただくんですが、こういうことに関してはどのように考えたらよろしいのか教えていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 44 ◯議長中村秀美君】 4番緑川君の御質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 45 ◯総務課長中村時美君】 墓地等の関係の許可条件が変わったということはありません。ただ、今まで民法の中でそういうものが、その民法に基づいて、根拠法が民法だったんですけれども、今回それが新しい法律ができたというようなことで御理解願いたいと思います。民法じゃなくて、一般社団法人または一般財団法人に改めるというようなことでありますので。 46 ◯議長中村秀美君】 4番緑川君。 47 ◯4番【緑川千里君】 特に規制緩和で、新たに緩やかになっている向きが、経営しやすくなったという感覚ではないんですね。 48 ◯議長中村秀美君】 4番緑川君の再質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 49 ◯総務課長中村時美君】 経営許可条件が緩やかになったということはありません。これは今までも同じでありまして、今までは、先ほども申し上げましたように、根拠法が民法の34条の規定で設立されたというようなことであったものが、今度、その根拠法が変わったというようなことで。 50 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  他にございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯議長中村秀美君】 なければ、以上で質疑を終了いたします。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 52 ◯議長中村秀美君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第3号 長生村認可地縁団体印鑑条例及び長生村墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 53 ◯議長中村秀美君】 挙手全員。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 54 ◯議長中村秀美君】 議案第4号 長生村税条例の一部を改正する条例制定について、質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 55 ◯議長中村秀美君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯議長中村秀美君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第4号 長生村税条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 57 ◯議長中村秀美君】 挙手全員。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 58 ◯議長中村秀美君】 議案第5号 長生村ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑を行います。2番山口君。 59 ◯2番【山口裕之君】 既存のひとり親家庭の医療費の助成に関するこれまでの制度の問題で、まず利用実績がどのくらいあったのか。あとは、今回の条例改正によって何が変わるのかということを具体的に教えていただきたい。それと併せて、これは告知の問題も含めて、この制度の対象になる方が村内にどのくらいいらっしゃるのか。それを当局は把握されているかと思いますけれども、そういった方への告知がきちっとなされているのか。そういったところをまずお聞きしたいと思います。 60 ◯議長中村秀美君】 2番山口君の御質疑に対する当局答弁を求めます。福祉課長。 61 ◯福祉課長【野口和男君】 それでは、利用実績ですけれども、人数になりますけれども、現在82名の方が利用されております。それと改正内容ですが、改正内容につきましては上の説明で御説明いたしましたが、1つは助成対象の明確化ということで、運用で対象としていました児童の父母がない場合、または児童の父母が監護しない場合で祖父母その他の監護者が監護するときの児童。
     もう1点が受給資格者の要件の追加でございます。これは、75歳以上の高齢者については、平成20年4月1日から後期高齢者医療制度に移行したことにより、受給資格の要件に高齢者の医療の確保に関する法律の被保険者を追加したものでございます。  それと3点目として、対象者の拡大でございます。障害者自立支援法の施行に伴い、障害児施設に利用契約によって入所しています児童については、医療の自己負担が発生していることから、本事業の対象に加えるものでございます。  最後の4点目ですが、助成対象等の変更でございます。今まで入院1日300円の自己負担を廃止しまして、そのかわりに入院時食事療養費、生活療養費の標準負担額、これは自己負担額ですけれども、これを助成から除外すると。大きくいいますと4点でございます。  それと、対象者ですが、対象者が何名いるかというのはちょっと把握はしておりません。 62 ◯議長中村秀美君】 2番山口君。 63 ◯2番【山口裕之君】 なかなか理解のできない部分がよくあるんですけれども、要するに、この条例改正によって利用される方の条件がよくなったのか悪くなったのか、そこのところをもう一度お聞きします。それと、対象者を把握できない理由、それは何なのか。そこのところもお聞きしたい。対象者をきちんと把握できるのであれば、こういう制度の利用について、村も積極的にかかわるべきだというふうに考えます。この制度を利用していただくことについては、対象者全てに利用の告知をしていただく、これがまず前提ではないかというふうに考えます。  できればそういう対象者の方に制度を理解していただいて、するしないは個人のお話かと思いますけれども、あとは、そういう方へのきめ細かなサービスの一環としまして、さまざまな利用制度の中身についての告知が、これから個別なことができていってもいいのではないかと。さまざまなサービスの対象とされる方の個別への告知サービスというのがきちんと村からなされてもいいのではないかというふうに私は考えていますので、そういったところが可能であれば。ただし、個人情報の問題があるのでそこのところがきちんと整理されるかどうか、ちょっと私も把握していませんけれども、それについて御質問したいと思います。 64 ◯議長中村秀美君】 2番山口君の再質疑に対する当局答弁を求めます。福祉課長。 65 ◯福祉課長【野口和男君】 把握していないというか、これは実際、国勢調査とかそういうので調べないとなかなかひとり親というのが把握できないもので、把握はしてございません。  それと、サービスの告知ですが、これは大まかに言いますと、児童扶養手当の対象の方がひとり親家庭の対象になる場合が多いものですので、その都度その方に話はしております。また、それ以外にもこういう改正等がございましたら、広報等で周知はしてございます。  それと、よくなったか悪くなったかということですが、1点、自己負担の関係で、今まで入院1日300円の自己負担がございました。これは廃止されましたが、そのかわりに、入院した場合に食事代が自己負担となりました。300円減ったかわりに、食事代が、これは所得によったり入院日数によって変わりますけれども、若干の負担増になってございます。 66 ◯議長中村秀美君】 他にございますか。12番関君。 67 ◯12番【関 克也君】 今、答弁がありましたとおり、若干の、これは入院のときの食事額の負担が増えるということがあるというのは今言われたとおりなんだと思います。もう一つ、薬剤の調剤報酬明細書、1件につき旧条例ですと200円というふうになっていたのが、つまり200円の負担は求めるけれども、それ以上、調剤でかかった場合、助成金が出るということだろうと思うんですけれども、この分が1,000円の負担を求めるというふうに変わったように見えるんですけれども、つまり、200円負担が1,000円負担になったのかなというふうに見受けられますが、この点は現実にどうなのかということ。  それと、現行条例で、その下に2項目に、同じ調剤報酬明細書1件につき200円までを医療費助成金として支給するというようなのが書いてあるように見えたんですけれども、どうも条文上ちょっと矛盾しているのかなというふうに私は見たんですけれども、これ、調剤明細書というのと薬代の明細書というのが同じなのか私はよくわからないんですけれども、多分同じだと思うんですけれども、この薬代の明細書について100円の負担があるのか、それとも、その後の項で、1件につき200円までは助成金として支給するけれどというような項目があるんですけれども、この辺のかかわりがどうなのかということをちょっと教えてほしい。薬代について教えてほしいと思います。 68 ◯議長中村秀美君】 12番関君の御質疑に対する当局答弁を求めます。福祉課長。 69 ◯福祉課長【野口和男君】 いわゆる保険診療にかかわる分については助成の対象になります。それ以外については自己負担という考えでございます。 70 ◯議長中村秀美君】 12番関君。 71 ◯12番【関 克也君】 私もちょっと事務的なことはよくわからないところもあるんですが、このひとり親家庭の医療費の助成金を請求するときに、調剤明細書というのをとるんでしょう。その明細書をとると1,000円の負担はかかるというのが今回の改正中身だと思うんですけれども。旧条例ですと1件につき200円の負担というふうになっていると思うんですけれども、これが明細書をとると1,000円の負担はとりますよという意味なのかについて答弁をいただきたいと思います。合っているかどうか。 72 ◯議長中村秀美君】 12番関君の再質疑に対する当局答弁を求めます。福祉課長。 73 ◯福祉課長【野口和男君】 議員御指摘のとおりでございます。 74 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  他にございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 75 ◯議長中村秀美君】 なければ、以上で質疑を終了いたします。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯議長中村秀美君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第5号 長生村ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 77 ◯議長中村秀美君】 挙手多数。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 78 ◯議長中村秀美君】 議案第6号 村道の路線認定について、質疑を行います。7番高仲君。 79 ◯7番【高仲 茂君】 今回の路線認定について、1点だけお聞きいたします。  この資料を見ますと大体6路線ありますが、幅員の若干足らないところがありますが、みんな行きどまりで、担当課からいろいろ説明を受けましたが、これが何で今出てきているのか。それこそ初年度にこういうことが出てきて、60路線ある中をどんどん認定していくんだったらわかるんですけれども、何で今回このように上程されたかお聞きします。私も一番危惧しているのは、私道でもこういう行きどまりの道が、個人所有の道路を村に返すというようになった場合、そういう問題がだんだん起きてくるんじゃないかという、その辺を心配しているんですけれども、今回上程された意味だけでも教えていただけばと思います。 80 ◯議長中村秀美君】 7番高仲君の御質疑に対する当局答弁を求めます。建設課長。 81 ◯建設課長【古山 誠君】 それでは、まず最初に幅員のお話をさせていただきますが、宅地開発指導要綱に基づきますと、村にその道路が帰属することを前提として幅員4メートルということで定めております。ただし、今回お願いしている6路線につきましては、おととい御説明したとおり、土地改良による換地道路、要するに公衆用道路として村の所有になっているということで、もともと公衆用道路、公道ということで、そういう基準はございません。  それから、行きどまりのような道路という御指摘でございますが、確かに行きどまりにはなっております。ただし、何度も言うようですけれども、村所有の公衆用の道路である以上、何らかの位置づけが必要と思われまして、市町村道の維持管理につきましては、基本的に皆様から道路認定をいただいた道路を市町村は整備していくんだよと。そのような基準がございます。そのため、今回そういうことも含めまして、今回維持管理する上で、やはり公衆用道路となって、村の所有となっている以上は認定が必要じゃないかということで御提案いたしました。  それから、なぜこの時期にというお話なんですが、これにつきましては、おととい、順次やっていくということで、認定していくということでお話しいたしましたけれども、今回お願いするものにつきましては、来年度の予算に反映するような形でやっていこうと今考えているわけでございます。議員も御承知のとおり、新年度予算につきましては大方今年中、12月中にある程度要望等が固まっていって、それで最終的には3月の議会で皆様に御承認を得るという形になっておりますので、今の時期に認定をしていただいて、そうすると、道路認定した道路につきましては道路台帳に登載しなければなりません。道路台帳に登載する費用も結構かかります。そういうことを考慮した中で9月に認定していただいて、予算反映させていきたい、そのように考えてお願いしたものでございます。  以上でございます。 82 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  他にございますか。11番小高君。 83 ◯11番【小高陽一君】 見せていただきました図面を見ますと、それこそ私どもがよく言うじょうぼとして使っているような私的な道路のようにどうしても見てしまいます。それをあえて、どうして今というのは私も思っていたんですけれども、できれば、私どもに産業土木常任委員会がございますので、もうしばらく私どもで調査検討しまして、そして認定という道をたどった方が私は順当じゃないかなと考えるんですが、何か急ぐ必要がありましょうか。その辺をお聞きしたいと思います。 84 ◯議長中村秀美君】 11番小高君の御質疑に対する当局答弁を求めます。建設課長。 85 ◯建設課長【古山 誠君】 先ほども答弁させていただきましたが、順次認定し、また、道路台帳を整備していく中で、予算上の問題もあるということで今回お願いし、順次来年度分にそれを反映させていくと、そのような考え方からお願いいたしました。 86 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。副村長。 87 ◯副村長【鵜澤 誠君】 図面を見ていただければ、長生村でよく言うじょうぼという感じがします。現地を見て十分精査していただくということであれば、それはそれでお願いしたいと思います。 88 ◯議長中村秀美君】 他にございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 89 ◯議長中村秀美君】 なければ、以上で質疑を終了いたします。  お諮りします。議案第6号については、会議規則第39条の規定によって産業土木常任委員会に付託いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 90 ◯議長中村秀美君】 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は産業土木常任委員会に付託することに決定いたしました。      ───────────────────────────── 91 ◯議長中村秀美君】 議案第7号 工事請負契約の締結について、質疑を行います。11番小高君。 92 ◯11番【小高陽一君】 内容は説明を受けましたのでよくわかりました。落札率も80%ということで、非常に優良な数字というべきか、やる業者が大変だなとちょっと感じておりますけれども。聞くところによりますと、下請として本村業者が入る例が多いらしいですが、これから計算しますと地元業者にほとんど利益が出ないんじゃないかというような現状を聞いておりますので、その辺がいかがなものかなという考えは持っております。そこで質問は、この落札業者のあおみ建設というのは、私も建設業といったって末端の業者なんですが、千葉県であおみ建設というのは私、初めて聞いたもので、どの程度の規模の会社、資本金と従業員、それから過去の工事経歴をまず教えていただきたいのと、それから、入札参加何社で他の落札できなかった業者、2番目の金額等がどの程度だったのかをお教え願えればと思います。 93 ◯議長中村秀美君】 11番小高君の御質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 94 ◯総務課長中村時美君】 この会社は社名変更になっています。ただ、ランクとしてはAランクです。したがいまして、これは公募入札でやったものですから、金額は御存じのように8,000万から5億までが公募入札であります。したがいまして、その公募の中はAランク以外はとれません。そして、公募した社数は9社であります。ただし、1社は指名停止にかかっておりましたから、そこで切ってあります。したがいまして8社でやっております。8社の中で6社が同じ金額だったんです。だから、6社が最低制限で入れたと。それでくじを引いた中でこの建設会社が当たったということであります。  以上であります。 95 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。11番小高君。 96 ◯11番【小高陽一君】 じゃ、そのあおみ建設の旧社名がわかれば教えていただければと思います。あおみ建設になる前の旧会社名。 97 ◯議長中村秀美君】 旧社名と、応札した建設会社の社名ということですね。 98 ◯11番【小高陽一君】 6社が同額だったということは、次の外れた1社がどの程度か大体察しがつきますので、それは結構です。 99 ◯議長中村秀美君】 11番小高君の再質疑に対する当局答弁を求めます。総務課長。 100 ◯総務課長中村時美君】 旧の社名ですけれども、佐伯建設というのがございましたよね。それともう1社が出てきませんけど、佐伯は一緒になった方の片方であります。  以上であります。 101 ◯議長中村秀美君】 11番小高さんにお尋ねいたします。この場では答弁できないようでございますので、後ほど答弁させるということでよろしいですか。  他にございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 102 ◯議長中村秀美君】 なければ、以上で質疑を終了いたします。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 103 ◯議長中村秀美君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第7号 工事請負契約の締結について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 104 ◯議長中村秀美君】 挙手全員。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 105 ◯議長中村秀美君】 日程第8、議案第8号 平成20年度長生村一般会計補正予算(第2号)、日程第9、議案第9号 平成20年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、日程第10、議案第10号 平成20年度長生村介護保険特別会計補正予算(第1号)の一括質疑、討論を行います。4番緑川君。 106 ◯4番【緑川千里君】 8号議案の16ページでございますけれども、都市計画費の土木費の都市計画費のうち総務費、委託料でございますけれども、せんだっての説明では駅自由通路基本設計の業務委託についてはJRの縛りが大分厳しいということでございまして、JRの方の意向を伺っての業者の選定という話を聞いたかと思うんですけれども、これらの設計業務委託が通常の金額から非常に高い金額でございますけれども、これについては村当局の方はどのように考えているのか。常識の範囲なのか、それともJRの指定業者だからしようがないのか。その辺ちょっと御説明をいただければと思うんですが。よろしくお願いいたします。 107 ◯議長中村秀美君】 4番緑川君の御質疑に対する当局答弁を求めます。企画財政課長。 108 ◯企画財政課長【田中孝次君】 ただいまの、自由通路の基本設計の委託料が高いのではないかという御指摘でございますが、最初に確かにJRに関係する会社から見積もりをとりましたけれども、うちの方でできるもの、既に資料として作成されているもの、これらについては当然除いてきてもらってあります。ですから、いわゆる来た見積もりをそのままうのみにした金額ではないということで、うちの方で精査した後の金額を予算上に計上させていただいております。  以上です。 109 ◯議長中村秀美君】 4番緑川君。 110 ◯4番【緑川千里君】 そうすると、この測量設計については、測量設計業界の方の業界の関係で、通常であれば村は千葉県の指名規制に従って指名できると思うんですけれども、これはJRの方の指名登録をされていないとこういう業者は指名できないということなのか、それとも協議なんですか。その辺を教えていただけたらと思います。 111 ◯議長中村秀美君】 4番緑川君の再質疑に対する当局答弁を求めます。企画財政課長。 112 ◯企画財政課長【田中孝次君】 私の方の説明の仕方でちょっと誤解を招いているのかもしれませんが、一般的な、いわゆるコンサルでもできない種目ではない。ただし、御存じのようにJRは特殊というか、占有しているところで限られた時間帯と内部秘密というんですか、内部的な図面の関係ですとか資料、それと特に心臓部となるところが八積駅の電気部門にあるんだそうですけれども、それらの貸し出しの問題。あと、JRの会社の方、いわゆる担当部局と時間調整する等々がなかなか一般企業ではとりづらいというような話を聞いています。ですから、それ以外はだめだと言っているわけではないんですが、それらを網羅すると自然的にJRの関係するコンサルに行かざるを得ないというべきところだったんですが、ちょっと私が言葉足りずに誤解を招いたことについてはありますが、内容的にはそういうことでございます。 113 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  ここで暫時休憩いたします。なお、会議の再開は2時50分といたします。                午後2時37分 休憩                午後2時58分 再開 114 ◯議長中村秀美君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで先に、答弁を留保いたしました件について、当局から答弁をいたさせます。総務課長。 115 ◯総務課長中村時美君】 大変失礼しました。先ほどの小高議員さんの御質問の中で、佐伯建設というのを申し上げました。それと一緒になったのは国土総合建設であります。これがこの4月1日に合併しております。  以上であります。 116 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  他に質疑はございますか。10番高瀬君。 117 ◯10番【高瀬美智子君】 1点だけ、ちょっとお願いいたします。  8号の6ページなんですけれども、児童手当が出ておりますが、112万5,000円。これはとても御家庭の方は喜んでらっしゃいますが、6年生まで今度対象になりましたけれども、長生村といたしましてどのくらい対象者がいらっしゃるのか、ちょっと教えていただきたいと思いますが。わかりますか。 118 ◯議長中村秀美君】 10番高瀬君の御質疑に対する当局答弁を求めます。福祉課長。 119 ◯福祉課長【野口和男君】 ちょっと資料がございませんので、後ほどまた御報告いたします。
    120 ◯議長中村秀美君】 それでは、後ほど答弁させるということでよろしいですか。  他にございますか。12番関君。 121 ◯12番【関 克也君】 一般会計補正予算、つまり議案8号について、2つの項目のところで質疑をさせていただきます。  1点目は、16ページの土木費の都市計画総務費の中の都市計画推進事務運営費。これは、八積北側周辺まちづくり基本計画策定業務委託料に若干減額があって、八積駅自由通路基本計画策定業務委託料が新たに798万入るということでありますけれども、これについて駅の自由通路というふうになって、方針として向かっているんであろうなというふうに考えられるんですけれども、これ、自由通路ということだと、先ほど、業務委託する業者との関係でJRとつながりのあるところだと言っておりましたけれども、自由通路の建設そのものはJR側の了解がないとできないということだと思います。ということは、JR側とこの間何度か話し合いをしてきたのだろうと思います。その話し合い、協議の経過、そしてその結果について、この間の経過、結果を説明してほしいというのが1点。  同じ項目で、自由通路になったというふうに私は判断したんですけれども、橋上駅ではなくて自由通路ということだろうと。では、総合計画では橋上駅としていたんだと思います。これは当面なくなったのかということについて。なぜ、橋上駅はなくなって自由通路ということになったのか。これについて答弁してほしいと。  それと3つ。平成18年の11月に、全員協議会で議員に説明がありました。18年の暮れの説明ですね。そのときの一般質問でも示しましたけれども、そのときのスケジュールの中では、平成22年に整備計画の概算設計と書いてありました。スケジュールの中で22年に概算設計としておりました。この概算設計ということと今回の自由通路基本計画策定、あるいはまちづくり基本計画策定業務という関係、どう違うのかについて教えてほしいと思います。  あともう一つ、長生村の3年間の実施計画が配られました。その中に、八積駅周辺整備のところで、今年度5回意向調査をやるというふうに書いてありました。この意向調査というのは、基本計画策定との関係、中身は何なのかということを教えてほしい。  次の項目です。14ページです。下がります。14ページで一番下の方に、農業振興負担金補助金、米粉の製粉機導入事業補助金。これは私としましていい方向だと思うんですけれども、町村で負担金合計210万円としておりました。この内訳を教えてほしいと思います。それと、製粉機が補助事業でできた場合に、これは言ってらっしゃったかな、長生農協、この本所のところに置くというようなこともちょっと聞いてるんですけれども、どういうところに製粉機を置かれて、どういう管理がされて、村としてはどういう利用を予定しているのか。つまり、学校給食でこの米粉を使うような計画があるのかどうかということについて教えてほしいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 122 ◯議長中村秀美君】 12番関君の御質疑に対する当局答弁を求めます。企画財政課長。 123 ◯企画財政課長【田中孝次君】 まず、JRとの協議の経過と結果でございますが、先に申し上げておきますけど、最終決定はまだ終わっていません。経過と言っていただいた方がいいです。回数にして、行ったり来たりはあるんですが、記憶している限りでは6回。うちの方で行ったり、向こうで現地調査が来たりという設定で6回やられているという経過はございます。そこで、どういう計画かというのは、村の今都市計画である駅前広場と道路はこういう計画でこういうような考え方を持っています。この区域をというのは、前回示した北口の18ヘクタールの区域をこのようにしたい。ついては、駅北口と南口を連結することによって安全性を保ち、また利便性を保ちたいということで、このようなことを村としては考えています。ということで、JRもぜひ協力してほしいというような考え方を示し、JRとしては、村から正式にこういうことであるということであれば内部協議に入りますよということが今進められております。  そこで、協議をしていった過程で少なからずも基本計画なるものをつくり上げて、何案か、今、議員がおっしゃっているように橋上化が本当にいいのか、今の跨線橋でだめなのか、いろいろと種々検討がされた。跨線橋をやる場所によっては、今、既存であるJRの心臓部かそういうところにひっかかるのか。今、コミュニティーが駅舎と合体した建物がありますので、それとの整合だとか、もろもろは基本計画なるものを示してもらわないと、それについて次のステップには行けないよというところが今の協議の過程です。したがいまして、その基本計画はそのかわり村がやりたいということであれば、村でやってくださいよという話です。そのために今回は補正をお願いしているということでございます。  それと、橋上化とあるのを自由通路になぜしたかというのは、これは一般質問のところでも私申し上げたと思いますが、今、話をした過程で、もともとは橋上化が一番ベストだと考えています。ですから、自由通路をつくろうとしているときに、将来的に橋上化に耐え得るものにするのか、それが幾つかの案というのはそういうことを指しておりますが、純粋に最初から橋上化となると、橋上化に固定してしまうと、JRとしても内部、いわゆる本社でしょうね、との協議が非常に固定されたのでは思うようにいきませんよというようなことも含まれて、含みを持った中で検討というようなことですから、橋上がまるっきりなくなったということではないんです。橋上化を含めた中で検討もしていきますよということで、ただ、橋上化一点でいくと、事業費はそれだけで10億、やり方では20億という金にもなりますので、そうすると村が求めているものと若干のずれが生じてきちゃうので、橋上化をなくしたのではない。自由通路というのはそういう意味合いですよということで御理解いただきたいと思います。  それと、18年度に示したスケジュールと今回のスケジュールの違いですけれども、一般質問のときにもお話ししたと思いますけれども、JRの方はいわゆる駅本体、駅の敷地にかかわるものだけでもかなりの時間、4年ぐらいの時間がかかるというふうに言われております。一般質問のときにもお話ししたと思いますけれども、うちの方の考え方と駅の自由通路との考え方の整合をとにかく今年度中にまとめることによって、21年はJR自体がどうあるべきかというのを内部で検討したいということが必要だと、1年もしくは1年半ぐらいほしいと。となると、今度はそれが終わってからでないと次のステップに行けない。そこを目がけてうちの方、駅前広場と道路の問題、きのうもお話ししましたけど、地権者であり住民の方々、当然議会の方もそうですけれども、そういう方々との整合を持ちながら、新しく接点を設けていけるいけないというのが当然そこで判断がされてくるであろうというようなことで、18年に示したスケジュールと、言葉ですとか表現の仕方ですとか、そういうずれというのは若干はあるかと思いますが、そういうふうな考え方で、基本的な考え方は変わっておりません。  意向調査ですね。19年度で示しますと2回。きのうもお話ししましたけど、地権者と一般の方々を対象にしたアンケートで2回。それとあと、ワークショップというのをやっていますが、ワークショップは19年度では3回実施しております。それと、20年度では既に2回、全体会議というような形で示させていただいております。  以上でございます。 124 ◯議長中村秀美君】 産業課長。 125 ◯産業課長【内山義博君】 私の方から米粉関係のことについて、一応210万円の市町村の補助の内訳ということですので、7市町村210万円、均等に30万円ずつです。あと、機械ですけれども、長生農協の本所に設置いたします。農協が管理することになりますので、農協が利用料金を取り、利用受付とか機械操作、点検管理を行う予定です。その中でいろいろ詳細に、今後また郡市の協議会なんかがありますので、そういう中で、いろんな方面の多様面の利用についても検討する予定でおります。村といたしましても、現在、直売所と味工房がありますので、直売所で米粉の販売とか味工房で製品、そういうものができないかということで今協議しているところであります。  以上です。 126 ◯議長中村秀美君】 学校教育課長。 127 ◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 米粉を学校給食に使えないかという御質問ですけれども、さきの関議員の一般質問にお答えしたとおり、今のところ導入する考えはございません。  以上です。 128 ◯議長中村秀美君】 12番関君。 129 ◯12番【関 克也君】 2つ主にありまして、先ほど今年に入って既に2回というふうにありましたが、20年度になって意向調査を2回ということなのか、それは地権者への全体説明会の2回ということでしょうか、一応確認をしたいと思います。それと、聞いていて、基本的に当初予定していた平成22年に概略設計としていたのが、今回設計業者に委託する業務委託ということだというふうに認識していいんですか。だろうと思うんですけど、一応確認を。  業務委託の関係で、私がちょっと腑に落ちないのは、この北側周辺まちづくり基本計画策定という業務委託の中に、当然、駅舎をどうするのかというのは入っているものだと私は思ったんですけれども、入っていなかったということなんでしょうか。考えようによっては、周辺のまちづくり基本計画を策定するのに、本当は、基本は駅舎をどうするかというのが座っていないといけないはずなのに、入れていなかったということなんでしょうか。ちょっとずさんでないかなというふうな感じがしたんですけれども、当局からの答弁をよろしくお願いします。 130 ◯議長中村秀美君】 12番関君の再質疑に対する当局答弁を求めます。企画財政課長。 131 ◯企画財政課長【田中孝次君】 20年については、先ほど申し上げましたように、ワークショップと地権者全体説明会を含めて2回ということでございます。それと、議員ちょっと勘違いされている、私の説明不足なのかもしれませんが、まず、駅前広場と都市計画道を含めた18ヘクタールの方は駅周辺というような基本計画の業務委託、それと、JRが管理所有している部門は別個にやらざるを得ないというような基本計画はそのようですよということです。当初から入っていなかったというのは、うちの方は実は21年にこれを入れようというふうに考えていたんですが、先ほど申し上げましたように、JR本体で、本体というのは支社と本社の中で調整したりというような時間が我々が当初考えていたよりかかると。1年で終わらないかもしれない、1年半かかるかもしれないというようなことが協議の過程で出てきたものですから、うちの方が23年度からまちづくり交付金事業でそれを進めたいよというのであれば、少なくとも20年度中に基本計画ぐらいやっておかないと間に合いませんよというような話になって、それでやむを得ず緊急性を持ったので補正で上げさせていただいたということでございますので、決してずさんな計画のもとで進んでいるのではないということを御理解いただきたいと思います。 132 ◯議長中村秀美君】 12番関君。 133 ◯12番【関 克也君】 何度も私思うんですけれども、今の答弁ですと、概略設計が22年予定していたのを、大ざっぱな言い方ですけれども、20年に前倒しして進めると。そしてまちづくり交付金事業に入れていくんだということのように聞こえたんですけれども、いずれにしても調査を進めていく中で、私の感覚ですと、橋上駅という形が一番いいんだろうというふうになっていかざるを得ないのではないかというふうに思います。そういうことも含めて前倒しで実施していけるような、今の村の財政事情にあるのかどうか、私は疑問だと思うんです。どういう認識なのかはちょっとよくわからないですけれども、これが非常に大変なことで、橋上化だったら莫大な金がかかる。逆に、自由通路だと利用しないという関係なんですね。ですから、これは先に計画すればするほど難しくなっていくだろうと思います。そういうことも含めて、これは入り込めば財政を使う計画になっていくだろうと。となると、今急ぐ必要もなかろうというふうな考え方が私達の考え方です。  それで、財政の問題で、この間見ていると、他に大きな事業を予定していますから、中学校の建設がありますし、その他にも公共施設では中央公民館ということもあるし、他に老朽化している建物もあると思います。まだあると。もっと優先するべきものがあるんだけれども、しかも大きな事業、中学校建設がある。財政ということで、中学校建設をはっきりやりながら、それに続けて駅周辺開発に突き進むというのは財政に無理があるのではないかと私は思いますけれども、村の考え方をここでは答弁いただきたいと思います。 134 ◯議長中村秀美君】 12番関君の3回目の質疑に対する当局答弁を求めます。企画財政課長。 135 ◯企画財政課長【田中孝次君】 大変失礼ですけど、確認させてもらいますが、財政計画上問題がないかという質問なのか、概略設計が前倒ししたのが……。どういうふうに答えればいいのかちょっとわかりませんが。まず、財政的な問題だけだというふうに理解させていただきます。  確かに、学校という大きな事業費を投入する計画が22年度からスタートしようということで、これはもう前々から話がされておりますので、今回も教育施設整備基金ということで1億1,830万ほどの基金の積み立てを補正でお願いしております。ですから、これは計画に沿った形で進めようとしております。駅前についても、これも大きな事業だということで再三皆さん方と協議をさせてもらいますけれども、そのために駅前開発の基金も1億準備させていただいております。これも事業着手に向けて今後とも適正な形で進めていかなくてはならないなというふうに思っております。ですから、必然的にそういうふうにうちの方は財政計画も立て、全体計画を見ながら財政計画も進めておりますので、それらの状況を踏まえて、実行しているということで御理解をいただきたいというふうに思います。 136 ◯議長中村秀美君】 他にございますか。11番小高君。 137 ◯11番【小高陽一君】 済みません、2点だけお願いいたします。  まず、議案8号の16ページ、今非常に問題にされました上、尼ヶ台総合公園維持管理費の委託料。これ、御説明では、まちづくり交付金を使って遊具を交換したいんだよと。国庫補助のために価格調査が必要なのでその委託料だという御説明だったと思います。遊具の交換、幾つぐらいを考えているのか。それから、私は、価格調査にお金を払わなくちゃいけないというのがどうも納得できないんですけれども、業者から見積もりをとるか、あるいは何かこれを固定する業者からという方法がないのかどうか、それは別として。遊具メーカーが限られた数のように聞いているんですが、本村で把握している遊具メーカー、何社ぐらい把握しているのか。それから、恐らくこれは安全性を考えて、そのメーカーの取り付け業者が責任施工で指定業者が入るんじゃないかと思うんですけれども、それも何社ぐらいあるのか。そして、その価格の調査として、私は、村独自の器具をつくってくれとなるとこれはかなりの額がかかると思うんですけれども、例えば業者にプレゼンをさせて、あそこの平米数からすると、面積的からするとこのぐらいの遊具が一番適当ですよという写真と図面と施工価格を聞けば大体の価格提示はできるんじゃないかと思うんですが、その辺についてお聞きいたします。  もう1点は、これは議案10号の介護の方で、介護保険特別会計、4ページの一番下に雑入で介護予防事業利用料というのがございます。25万円。私も監査をやっている立場上、大体の察しはつくんですが、一応確認のために、どんな事業で1人幾ら利用料をいただいているのか。恐らく、介護予防ですから、予防のためにお年寄りを呼んで、健康体操、そういうのの事業の利用料だと思うんですけれども、お年寄りだとすればお金を取るのはちょっと私もかわいそうだなと思う反面、昨今、公民館の利用料ももらったり、受益者負担ということを広める意味では仕方ないのかなと思っておりますので、その金額等について教えてほしいと思います。  以上2点、お願いいたします。 138 ◯議長中村秀美君】 11番小高君の御質疑に対する当局答弁を求めます。生涯学習課長。 139 ◯生涯学習課長【小倉健壽君】 ただいまの御質問でございますけれども、尼ヶ台公園の遊具でございますけれども、交換する遊具なんですけれども、遊具につきましてはコンビネーション遊具、これは滑り台とスライダー等が一緒になったものでございます。こちらが1基でございます。それから、4人乗りのブランコが1基でございます。それとスプリング遊具、こちらが3基でございます。  業者からの見積もりがとれるのではないかということでございますけれども、私どもの方も最初は仕様書をつくりまして、業者からの見積もりを数社からとりたいというふうに考えておったわけですけれども、県とのヒアリングの中で、まちづくり交付金事業を導入するところでございます。こちらにつきましては国庫補助金で事業を実施するわけでございますけれども、その中で県の積算基準、また建設物価本にないものについては価格調査をするようにということで指導を受けておりますので、今回、予算の計上をお願いするところでございます。  それから、メーカーの数でございますけれども、メーカーの数は大した量でございます。私どもの方に来ているメーカーは4社か5社ほどでございます。  あとは、答弁漏れはございませんでしょうか。  以上でございます。 140 ◯議長中村秀美君】 健康推進課長。 141 ◯健康推進課長【市東秀行君】 介護保険特別会計の中の歳入、雑入の件でございます。  介護予防事業利用料25万円。この内訳でございますけれども、元気アップ教室の利用料、これについては79歳未満と80歳以上で分けておりますけど、79歳未満が1人100円いただきまして38人の12回分、4万5,600円になります。それから、80歳以上の方が100円掛ける37人分で23回、8万5,100円になります。それから、脳のトレーニング教室ということでやっておりまして、この教材が公文式の簡単な計算の教材があるんですけれども、それが結構高いもので、脳のトレーニングにつきましては1人1,000円をいただきます。1,000円で30人で4ヶ月分ということで、これが12万円になりまして、締めて歳入25万となりますので、以上の内容です。 142 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  他にございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 143 ◯議長中村秀美君】 なければ、以上で質疑を終了いたします。  討論に入ります。12番関君。 144 ◯12番【関 克也君】 議案第8号の20年度長生村一般会計補正予算案についてのみ、反対討論をさせていただきます。  先ほども指摘しましたけれども、駅の自由通路基本計画策定業務委託料798万円が含まれているということ、この1点、問題であります。この事業は、先ほどもちょっと言いましたけれども、八積駅の自由通路だけをつくるということになると村民が利用しない。橋上駅にすればこれは莫大な事業費がかかる。ということは、橋上駅なら実際は村民の暮らしや福祉の予算の削減につながるということになろうかと思います。いずれにしても時間をかけて村民の意見をよく聞いて、慎重に進める必要がある事業であります。事業を急げば、村民が利用できない無駄な大型建設事業とも考えられる駅北口広場と都市計画道路の建設につながってしまうために、私どもは反対を表明し、討論といたします。 145 ◯議長中村秀美君】 他にございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 146 ◯議長中村秀美君】 なければ、討論を終結いたします。  採決をします。議案第8号 平成20年度長生村一般会計補正予算(第2号)、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 147 ◯議長中村秀美君】 挙手多数。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 148 ◯議長中村秀美君】 次に、議案第9号の採決をします。  議案第9号 平成20年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 149 ◯議長中村秀美君】 挙手全員。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 150 ◯議長中村秀美君】 次に、議案第10号の採決をします。議案第10号 平成20年度長生村介護保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 151 ◯議長中村秀美君】 挙手全員。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 152 ◯議長中村秀美君】 日程第11、発議案第1号 長生村議会会議規則の一部を改正する規則制定について、質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 153 ◯議長中村秀美君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 154 ◯議長中村秀美君】 討論なしと認めます。  採決をします。発議案第1号 長生村議会会議規則の一部を改正する規則制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 155 ◯議長中村秀美君】 挙手全員。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 156 ◯議長中村秀美君】 ここで暫時休憩いたします。なお、会議の再開は3時50分といたします。                午後3時32分 休憩                午後3時55分 再開 157 ◯議長中村秀美君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで先に、答弁を留保いたしました件について、担当課長より答弁をいたさせます。福祉課長。 158 ◯福祉課長【野口和男君】 先ほど高瀬議員より御質問のありました児童手当特例交付金の対象者数ということですけれども、343名でございます。 159 ◯議長中村秀美君】 よろしいですか。  ここで事務局から追加日程を配付させますので、しばらくお待ちください。                 (追加日程配付) 160 ◯議長中村秀美君】 お諮りします。田島君他2名から発議案第2号並びに議員派遣の件について並びに会議規則第75条の規定により閉会中の継続審査について2件を日程に追加して議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 161 ◯議長中村秀美君】 御異議なしと認めます。よって、発議案第2号並びに議員派遣の件について並びに閉会中の継続審査について2件を日程に追加して議題とすることに決定しました。      ───────────────────────────── 162 ◯議長中村秀美君】 追加日程1 日程第1、発議案第2号を議題とします。提案理由の説明を求めます。9番田島君。              [9番 田島弘雄君 登壇] 163 ◯9番【田島弘雄君】 発議案第2号の提案を拝読させていただきます。 村長等の給料の特例に関する条例制定について  村長等の給料の特例に関する条例を次のとおり地方自治法第112条及び長生村議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  平成20年9月19日提出
                                長生村議会議員 小泉 勝                             長生村議会議員 高仲 茂                             長生村議会議員 田島弘雄 村長等の給料の特例に関する条例 (村長及び副村長の給料の特例)  第1条 村長及び副村長に係る平成21年3月31日までの間における給料の月額は、長生村特別職の職員の給与及び旅費に関する条例(昭和28年長生村条例第11号)第2条の規定にかかわらず、同条の規定による給料の月額から、村長にあってはその100分の10、副村長にあっては100分の5に相当する額を減じた額とする。 (教育長の給料の特例)  第2条 教育長に係る平成21年3月31日までの間における給料の月額は、長生村教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例(昭和28年長生村条例第12号)第2条の規定にかかわらず、同条の規定による給料の月額からその100分の5に相当する額を減じた額とする。 附則  この条例は、平成20年9月25日から施行する。  提案の理由に対して補足していきたいと思います。  村長は1期目のときは10%を引き下げ、行政改革をしてきたと公言し、2期目の選挙にはこの10%カットが村長の実績と村民に認められて当選されたのではないでしょうかと私は思います。さきの臨時議会では、再任された現在、自分の給与の減額は考えていないとのことでした。また、この議会定例会においても議員の質問に対して誠実に対応しているとは言いがたい答弁でありました。村長選挙の3日後には国保税が値上げされ、行政負担の増加や物価高騰により住民生活が脅かされている状況の中で、村民に痛みを強いて、自分の利益を確保するという村長の姿勢は住民を欺く行為であり、甚だ遺憾であります。本来であれば村長みずから給料の減額提案をすべきでありますが、その意思がないようですので、住民の代弁者として提案するものであります。  以上でございます。質疑、討論よろしくお願いいたします。 164 ◯議長中村秀美君】 御苦労さまでした。提案者の提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。2番山口君。 165 ◯2番【山口裕之君】 何点かお伺いいたします。  今の提案理由の中身につきまして、ちょっとまだ不足かと思いますけれども、この発議をされた根拠がどこにあるのか、明確にお答えいただきたいと思います。それと、諮問機関である報酬審議会がございます。そこへの意見を伺うという過程は行わなくてよかったのか、その点をお聞きしたいと思います。 166 ◯議長中村秀美君】 2番山口君の御質疑に対する当局答弁を求めます。9番田島君。 167 ◯9番【田島弘雄君】 まず、1点目でございますけれども、根拠。先ほど補足で読み上げておきましたけれども、村民に対して、1期目のときに10%、またこのように率先してカットして行政改革をして、独立する独自性のある長生村を築いていくんだという根拠のもとで2期目が選挙されたと思います。それで当選された。当選された暁にはもとへ戻すんだということで、根拠はそこにあります。  あと、諮問機関でございますけれども、本人が実際に10%、みずからが下げてもう1期実行しますよという形で出てくるのが当然であって、諮問機関は村長が諮問したのであろうが、議会としては諮問機関にかける問題ではないと、このように思っておりますので。  以上でございます。 168 ◯議長中村秀美君】 2番山口君。 169 ◯2番【山口裕之君】 最初の趣旨説明の中では、村民の痛みを強いているという言葉が出ていたと思います。それでは、特別職だけではなくて、やはり私達議会の方もそういった痛みを強いることをなぜしないのか。それと併せて特別職の報酬の削減を求めるということであれば、整合性が非常に高いかと思います。それはなぜしないのか、そこをお聞かせください。 170 ◯議長中村秀美君】 2番山口君の再質疑に対する提案者の答弁を求めます。 171 ◯9番【田島弘雄君】 まず、痛みは議員にも同等にしろということですけれども、本来ならば、議会議員に立候補して議会議員になったならば、その歳費で生活を維持し、村民の中で戦っていかなければならない、議員として。ですが、今の報酬では、職を持たなければやっていかれない。そういう低賃金であります。私が1期目のときに議員発議で提案され、2名カットしました。それから、費用弁償もカットしました。山口さんが議員になられた前ですのでそういった点がわからないかもしれませんけれども、そのように議会としても努力して村民のためにと行っていますので、よろしくお願いいたします。 172 ◯議長中村秀美君】 2番山口君。 173 ◯2番【山口裕之君】 田島議員の今のお話の中で、議会の方も努力してきたよというお話がありました。確かにそうかもしれません。ただ、現状を考えた場合、果たしてそこで甘んじていいのか。矢祭町の日当制の問題もありますけれども、日当制の問題があって、それがいい悪いかは別としまして、まだまだ自分達にできることというのはあるんじゃないのかなということを私は強く申し上げたいと思います。そういった中で、執行部の方へ一方的な削減を求めるのは筋違いであると思いますので、議会の方もこれは何らかの形をとらざるべきではないのかなと思いますが、そういったお考えはないのか最後に伺って、質問を終わります。 174 ◯議長中村秀美君】 2番山口君の3回目の御質疑に対する提案者の答弁を求めます。 175 ◯9番【田島弘雄君】 議員ももう少し努力しろというお話だと思うんですけれども、これは議員がじゃなくて、執行部の方で行政改革、また村長の自立した村づくり、その基本から私は考えてやっていることです。それがなければ合併というものが生じてくるわけですから。合併がない村で今後どういうふうにこの村を運営していくか、その運営していくお金がふんだんにあるならば幾らでもいいと思いますけれども、これから、先ほども議論され質疑されました八積駅の問題、それから中学校の問題、もろもろの大きなお金がかかってくる仕事が待ち構えているわけです。そういったことが全部村民にかかってくるわけですから、まずこういうことをやりたいんだから、10%と言わずに、現役の仕事よりたくさんもらっていますから、現役のときの給料に戻してもいいんじゃないかな、それぐらい私は思っていますので、御了解のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 176 ◯議長中村秀美君】 他に質疑はございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 177 ◯議長中村秀美君】 なければ、質疑を終了いたします。  討論に入ります。賛成討論ですか。2番山口君。 178 ◯2番【山口裕之君】 それでは、反対討論をさせていただきます。議員発議による特別職の給与10%カット案、これに反対する立場で討論をいたします。  さかのぼって考えてみますと、小泉構造改革による三位一体の改革により補助金、地方交付税が大幅に削減され、中央と地方の格差がますます開く中、本村も大きく交付税が削減され、財政不安のあおりを受けてまいりました。4年前に当選した石井村長は就年3年目にして、みずからの判断によって、特別職である村長が10%、副村長、教育長が5%のカットをこれまでの2年間、任期満了まで実施いたしました。併せて、職員の退職不補充や当初から収入役は配置せず、村長公用車の専属運転手の雇用をやめ、村長公用車を売却しました。また、村長交際費250万を110万に削減するなど、みずから村の財源確保のために努力されてきました。  また、村民の皆様との協力のもとに協働の村づくりを進めてきた結果、県内56の自治体の中でも長生村の財政は健全であるということが、一昨日行われました全員協議会における財政健全化比率の報告でも明らかになっています。石井村長は昨日、緑川議員の一般質問でも答弁されましたように、今後、特別職の給与を報酬審議会にかけて削減していくと明言されました。私はその村長の姿勢に理解と好感が持てたのが素直な気持ちであります。  しかしながら、少なくとも議員発議において、村長の10%を初めとした特別職の給与を削減せよと条例提案するのであれば、発議の前に諮問機関である報酬審議会にかけ、意見を聞くことも大事なことだと思います。さらに、特別職のみ削減ではなく、私達議員みずからも議員定数の見直しや議員報酬の削減を含めた発議内容とすべきだと考えます。したがって、私は特別職のみの給与削減とする今回の発議に反対をいたします。  以上です。 179 ◯議長中村秀美君】 他にございますか。8番高山君。 180 ◯8番【高山昌治君】 私は、ただいまの発議案2号 村長の給料の特例に関する条例制定について、本案に賛成の立場から討論を行います。  村長及び副村長、教育長は村の財政状況を憂慮し、みずから給料を削減することを長生村行財政改革集中改革プランに掲載し、歳出の抑制を図ってまいりました。また、村長選挙ではその実績を訴え、再任されたことは周知のとおりであります。再任後に給料をもとに戻すことは住民を欺く行為であり、許されないものであります。今後も、行政負担の増加や物価の高騰により、行財政改革の推進は不可欠であります。村長みずから給料の減額によりその範を示すべきものと考えるものであります。  以上、私の考えを表明し、賛成の討論といたします。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 181 ◯議長中村秀美君】 他に討論はございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 182 ◯議長中村秀美君】 なければ、討論を終結いたします。  採決します。発議案第2号 村長等の給料の特例に関する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 183 ◯議長中村秀美君】 挙手多数。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 184 ◯議長中村秀美君】 日程第2、議員派遣についてをお諮りします。本件は、地方自治法第100条第12項及び会議規則第119条の規定によって議員を派遣するものであります。お手元に配付のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 185 ◯議長中村秀美君】 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定しました。      ───────────────────────────── 186 ◯議長中村秀美君】 日程第3、閉会中の継続審査についてをお諮りします。産業土木常任委員長からの申し出のとおり、村道の路線認定について、産業土木常任委員会に付託し、閉会中の継続審査にいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 187 ◯議長中村秀美君】 御異議なしと認めます。よって、産業土木常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。      ───────────────────────────── 188 ◯議長中村秀美君】 日程第4、閉会中の継続審査についてをお諮りします。議会運営委員長からの申し出のとおり、次期議会定例会の会期、日程等、議会運営に関する事項について、議会運営委員会に付託し、閉会中の継続審査にいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 189 ◯議長中村秀美君】 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。      ───────────────────────────── 190 ◯議長中村秀美君】 本定例会の会議に付された案件の審議は全て終了しました。  なお、会議録の作成に際し、会議規則第45条により、字句、数字等の整理については議長に委任されたく御了承願います。      ───────────────────────────── 191 ◯議長中村秀美君】 以上をもちまして会議を閉じます。  これにて平成20年第3回長生村議会定例会を閉会します。御苦労さまでした。                午後4時19分 閉会    地方自治法123条2項の規定により署名する。 議 会 議 長 署 名 議 員 署 名 議 員 このサイトの全ての著作権は長生村議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) CHOSEI VILLAGE ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....